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▼2006年旅のコラム
32.フィレンツェで
  ホームステイ-2
31.フィレンツェで
  ホームステイ-1
30.シチリア!
  アグリツーリズモ
29.陶器の街
  カルタジローネ
28.ロンドン初上陸!!
27.セリエAの迫力!!
26.初めての
  セリエA観戦!
25.スペイン料理の
  奥深さ!
24.心の贅沢
  パラド−ル!
23.憧れのレアル!!
22.中世の街並が
  息づく街
21.犬も人も
  暮らしやすい国

圧巻!スカーラ(階段)まで陶器の街“カルタジローネ”
  2度目のシチリア滞在中、やっと念願の陶器の街“カルタジローネ”を訪れることができた。前回はタオルミーナに滞在していたのでバスの本数が少なく、カルタジローネに行くのはいいが戻ってこれなくなる、と泣く泣く断念したのだが、今回はタオルミーナよりも少し近いシラクーサの街にも滞在することを決め、なおかつレンタカーでの移動だったからまっ先に行きたい場所の候補地にあげた。3年越しの夢実現だった。
  標高608mの丘の上にあるその街を、坂を登る車の中から垣間見た時、灰褐色の屋根とバロック建築の建物、そして中央にそびえる教会の美しさに圧倒され、すぐさま心奪われた。至る所に色鮮やかな焼き物の装飾を施した街並は、まさに「陶器の街」と言うにふさわしい。街の中心へと向かう途中のサン・フランチェスコ橋の欄干にも美しい陶器の装飾が施され、私達を陶器の街へと誘うかのようだっだ。
  そして圧巻だったのは、丘の上に建つサンタ・マリア・デル・モンテ教会へとまっすぐに延びる142段のスカーラ(階段)。マヨルカ焼きで装飾された142段のスカーラを下から見上げた時の感動は、言葉に表すことができないほど素晴らしかった。ため息と共に体が一瞬固まったのを覚えている。
  階段の両サイドには陶器の店が立ち並び、一軒一軒ワクワクしながら見て歩いていたから、長い階段も全く苦にはならなかった。シチリアらしいレモンやオリーブをモチーフにした鮮やかな色彩のものから、イスラム支配時代からのオリエンタルな雰囲気を残す絵柄のものまで・・。陶器好きにはたまらない空間が続いていた。
  そして何より階段を登り切った、上から見た景色がまた素晴らしい!気が付けば両手はお気に入りの陶器で一杯になっていて、階段を降りる方がよっぽどハラハラして疲れてしまった。
  お昼はスカーラの途中にあるバール(Bar)で‘アランチーノ’(Arancino)と呼ばれるシチリア名物のオレンジ形をしたライス・コロッケをいただいた。カプリ島でも食べたことはあったが、ここのアランチ−ノは1個が大きいこと大きいこと。私の拳よりはるかに大きい。中味はラグ−(肉)とチーズ、1個で十分満足のいくボリュームだった。後で知ったがオレンジ形の大きなものはシチリア名物アランチーノ、卵ぐらいの小さなものはスップリ(Suppli)と呼ばれ、ローマの名物だそうだ。カプリ島で食べたものは小さくてトマトソースとチーズが入ったものだったので、きっとスップリに違いない。似て非なる食べ物がイタリアには数多く存在するが、旅をしながらそれを発見するのも私にとっては嬉しい旅の醍醐味だ。


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