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フリーマーケット-1
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  ホームステイ-3
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異文化が共存するロンドンのフリー・マーケットに行こう!!
  アンティークの家具や小物類が大好きな私にとって、ロンドンに行ったらまっ先にやりたかった事は、フリー・マーケット(ノミの市)巡りだった。ローマやミラノ、パリ、ウィーン、バルセロナなどもその街ごとに十分楽しめたが、ロンドンのフリー・マーケットのおもしろさは並外れている。マーケットが開かれるストリートごとに特色ある物が点在し、かのポートベローにいたってはロンドンっ子や観光客だけでなくアンティークのディーラーでさえ買い付けに訪れる場所だ。ハロッズそう言えばどれだけ評判が高いかわかるだろう!
  フリー・マーケットの中には毎日営業している店もあるが、週末の土日だけオープンしている所が多い。最初にロンドンを訪れた時はクリスマスシーズンだったこともあり、残念ながら通常通りにオープンしているマーケットは少なかった。行ってみてやっていなかったらショックなので、ホテルのフロントで確認してから足を運んだのがカムデン・ロック・マーケットとコヴェント・ガーデン。コヴェント・ガーデンは形態が他のフリー・マーケットとは少し異なり、オードリ−・ヘップバーンが主演した「マイ・フェア・レディ」に出てくる市場を模して作られた屋根付きのマーケットだ。訪れた日はまさに『霧の都ロンドン』と言うにふさわしいどんよりとした日だったが、私は期待に胸躍らせていた。
  コヴェント・ガーデンはセーターやバッグにアクセサリーなどの可愛い手作りの小物類が並び、それとは対照的にカムデン・ロック・マーケットにはロンドンっ子に人気がありそうな革製品や古着の店が多い。それに混じり、クリスマス時期ということもあってか、幾つもの鶏の丸焼きがぶらさっがった食品店も立ち並んでいた。ロンドン市内さすが多くの民族が共に暮らす英国だ、様々な異文化が違和感なく入り混じっている。
  だがやはり訪れた時期が悪かったのか?想像していたよりはるかに人通りが少ない、ちょっぴり寂しいフリー・マーケット巡りとなってしまった。でも前々から欲しかったペアのテディベアをゲット。ノミの市は値切るもの!と思っている私が、反射的にディスカウントしてもらったのは言うまでもない!気迫に押されたのか一気に3ポンド(そのころ1ポンド250円だから750円)値引きしてくれた。そんなに高いものではなかったから、このディスカウント率は凄い!その上カード付きのテディベア柄のカワイイ紙袋に入れてくれたので、ちょっとした自分へのクリスマスプレゼントになった。
  その時買った緑色のお揃いの手編みのセーターとスカートをはいたペアのテディベアは、お気に入りのアール・ヌーヴオー風イギリスアンティークのブックケースの中に並べて飾ってある。手作りだからちょっぴり不細工なところがより愛嬌があってかわいい。ミニコンサート二人を見つめる度にあの時のワクワク感が思い出される。
  その日の帰り道、乗り換えのパディントン駅で小さなミニコンサートに遭遇した。イギリスにゆかりのある聞き覚えのある曲(もちろんビートルズも!)とクリスマスソングが次から次へと流れて来る。急ぎ足だった人々がしばらく足を止めその音楽に聞き入っていた。年末の慌ただしさをも忘れるひとときの安らぎがそこにあった。
  次にロンドンを訪れる時は「ぜひポートベロー・マーケットに行こう!」ふとそんなことを考えながら、私もいつしか喧噪を忘れ音楽に引き込まれていた。


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