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▼2007年旅のコラム
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 ホームステイ-3
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 フリーマーケット-1
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 フリーマーケット-2
36.イタリア/
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  ホームステイ-2
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  ホームステイ-3
40.ドイツ-1
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43.ドイツ-4
  フランクフルト2
44.ワールドカップ
  決勝戦

旅情あふれる古城街道の街、ハイデルベルク!!
 フランクフルト滞在2日目。明日のブラジル戦を控え、私達は各々束の間のドイツ観光を楽しむことにした。ドイツに古城が多いのは周知の事実だが、古城街道はドイツのマンハイムからハイデルベルク、ネッカー渓谷の小さな村々をぬけ、ローデンブルク、ニュルンブルク、さらにはチェコのプラハまで続く国際的な街道だ。私はプラハの美しさを知っているだけに、ぜひこの古城街道沿いの街を、1度は訪れたいと思っていた。
  丸々1日観光ができるのはこの日しかない。でもフランクフルト市内で夜9時から行なわれるオランダVSアルゼンチン戦を、ビールでも飲みながらレストランのTVでのんびりと見たい。きっと旧市庁舎があるレーマー広場は、午後はオランダとアルゼンチンサポーターで大騒ぎになっているだろう。それも肌で感じてみたい!そんな欲張りな考えを巡らせつつ、私達はフランクフルトから電車で1時間弱で行ける旅情あふれる街、ハイデルベルクへと向かうことにした。
  ネッカー川と美しい橋、赤レンガ色の街並はなんとなくイタリアのフィレンツェを彷佛とさせたが、雰囲気はもう少し重厚な気がした。大学の街としても知られるここには、ドイツで最古の歴史を誇るハイデルベルク大学がある。それも8人ものノーベル賞受賞者が出ているとは驚く限りだ。そして人気のスポット「学生牢」は一見の価値あり!大学内は治外法権だったため、騒ぎを起こした学生を警察が取り締まることができず、大学が牢を造って学生をこの牢屋に閉じ込めたのだ。閉じ込められた学生が天井や壁という壁に描いた芸術に近い落書きは、彼等の強い自己表現なのだが、そのセンスの良さには思わず目を奪われた。
  その後お目当てのハイデルベルク城へと向かった。まずケーブルカーに乗り、1つ目の駅を降りてすぐの所に城の入場券売り場がある。ゴシック、ルネッサンス、バロックと様々な様式が見られる城だと言うことだったが、数回の戦争と火事で破壊され、今では半ば廃虚のような佇まいとなっていた。でも城の地下にある世界最大のワイン樽はとにかく凄い!大きすぎる!私ならこのひと樽で一生ワインを飲み続けられるだろう!いや飲み干せるかどうか?
  樽も見事だったが、この辺りはおいしい白ワインの産地だと聞いて、もちろん昼食時に注文してみたが、本当においしかった。そして同じく名産の白アスパラが旬の時期だったので期待してレストランに入る度に必死でメニューを探したが、結局最後まで食べることはできなかった。日本に戻って、メンバーのひとりからその後ベルリンで白アスパラを食べたと聞いて、より悔しさが募った。
  しばしサッカーを忘れ観光モードに浸っていたが、フランクフルトに戻った私達はしっかりと現実に引き戻された。レーマー広場はオランダカラーのオレンジ色でうめ尽くされ、予想通りのお祭り騒ぎとなっていた。明日のドルトムントは、日本のジャパンブルーとブラジルのカナリアカラーで一杯になるだろう。想像しただけで、また血が騒ぎ出した。(続)


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