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▼2016年旅のコラム
74.イタリア湖水地方/
  コモ湖
75.北イタリア/
  出会い
76.ベルガモ/
  アペリティーボ

日本人も中国人も韓国人も…イタリアでは皆同類。

北イタリア

 イタリアを訪れると、日本人は必ずといっていいほど中国人に間違われる。イタリア人と結婚し、長年向こうで暮らす日本人でさえも。それはたぶん、イタリアで暮らす中国人の数が圧倒的に多いからだ。映画にもなった、漫画テルマエ・ロマエの日本人を表現した“平たい顔族”とは言い得て妙だが、イタリア人にとっては、日本人も中国人も韓国人も、皆同じような平たい顔に見えるのだろう。私達だって、ヨーロッパ人とアメリカ人を外見だけで区別するのは難しいのだから、それもやむを得ない。でも私にも日本人に生まれたプライドがある。お願いだから区別して!と心から思ってしまう。
 1年の半分以上をイタリアで過ごすおじさまは、タバッキで買い物をする時でさえ、聞かれてもいないのに、「僕は日本人だ」と宣告していた。彼曰く、そう言うと相手の対応が良くなるらしい。彼なりの処世術というわけだ。
コモ湖 滞在していたアパートメント近くのバールは、従業員が若い中国人の兄妹だった。私が日本人とわかると、妹の方が人懐っこい笑顔で、「一緒にスマホで写真を撮ろう」と言ってきた。中国にいる友達に送るのだと言う。イタリアのベルガモで、中国人と日本人がイタリア語で話しながら写メをとる姿は、何とも不思議な光景だ。当時は日中関係が悪化していた時期だけに、ホッとする出来事でもあった。
 数日後、カントゥに行く途中にあるホテルでお茶をした。ホテルのトイレで出会った韓国人の女の子は、私を見るなり「この辺に住んでるんですか?」とイタリア語で話しかけてきた。観光で友達のいるベルガモ滞在中だと説明し、たまたま日本レストラン美也美の話が出ると、その店によく行く日本人の友達がいると言ってすぐに電話をかけ、「彼女と話してね」と携帯を渡された。私は訳のわからぬまま、突然面識のない彼女の友達と話すはめになった。運良くベルガモに共通の友達がいたので話は弾んだが、異国に暮らすと、同じような平たい顔に安心感を覚えるのかもしれない。

北イタリア

コモ湖 ベルガモで人気の日本レストラン美也美は、私も1度食べに行ったが、本格的な日本料理を出す店だ。寿司ネタの仕入れも大変だろうが、下ごしらえも手を抜かず、これぞ日本料理!と皆に誇れる味だった。そして興味深かったのは、握り寿司ランチセットの最後に、炒飯を出すことだ。大食漢のイタリア人には、寿司だけでは足りないからだというが、寿司の後の〆の炒飯には笑ってしまった。もちろん日本人は炒飯抜きオーダーが出来るので、ご安心を。

 


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