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  アペリティーボ

アペリティーボアペリティーボの夜。はしごするのも、また楽し!

 7年前、ミラノで初めてアペリティーボをいただいた。アペリティーボはイタリア語で“食前酒”という意味だが、ミラノ独自の文化として生まれたアペリティーボは、ハッピーアワーに似たもので、夕食前に簡単な軽食やつまみを食べる習慣が定着したものだ。今ではイタリア各地に存在する。ヴェネツィアのカウンターに並んだ軽食やつまみを選んで酒を飲む、立ち飲み酒屋“バーカロ”もこれに近いものと言えるだろう。
 アペリティーボは、夕食には少し早い夕方6時頃からスタートする。ドリンク1杯を7€前後でオーダーすると、軽食やつまみがついてきて、それはビュッフェ形式だったり店の人が選んで持ってきたりと、形は様々。店によっては閉店まで楽しむことができる。昼食をしっかり食べたから夜は軽めにすませたい人や、小食な人には打ってつけだ。 アペリティーボ ベルガモの町でも、最近アペリティーボがある店が増えたと聞いて、早速友達に案内してもらった。まず1件目に行った店はメキシカン。6€を支払い、好きな飲み物を1杯オーダーし、ビュッフェ形式のつまみから好きなものを皿に取る。早い時間帯に行ったのだが、人気店なのかあっという間に満席になった。メキシカンだからつまみの味付けは少しピリ辛。イタリアンばかり食べ続けていた胃袋に、新鮮な刺激が嬉しかった。客は次から次にやって来る。店員の「飲み終えたら帰ってね」の視線を感じ、次の店に向かうことにした。 アペリティーボ
 次の店は正統なイタリアレストラン。私は6€で赤ワインを頼んだが、びっくりする程美味しかった。お酒が弱い友達は7€でオレンジのカクテルを注文した。こちらも見た目が美しい。つまみも生ハムや手が込んだオシャレな料理が運ばれてきて、大満足だ。数人で来るとそれぞれ違うつまみをチョイスしてくれて、2杯目をお代わりすると、また別のつまみを持ってくる。数日後、他の店のアペリティーボにも行ったのだが、この店の美味しいワインと料理、心遣いに感激した私は、帰る前日にまたこの店を訪れた。
 イタリアを去る最後のアペリティーボの夜、イタリアレストランのソムリエが私達に声をかけてきた。保管してあるワインを見せてくれると言う。ほろ酔い気分で、ワインで溢れかえるワイン貯蔵室に足を運ぶ。その場で試飲ができるテーブル席もある。残念ながら試飲はできなかったが、大好きなブルネッロ、それもビンテージ2007年ものをしっかりと目に焼き付けた。いつかは飲んでみたいと願いつつ・・。
アペリティーボ


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