Animomano アニーモマーノ

トップページ
2005年の
旅のコラムはこちら
2006年の
旅のコラムはこちら
2007年の
旅のコラムはこちら
2008年の
旅のコラムはこちら
2009年の
旅のコラムはこちら
2010年の
旅のコラムはこちら
2011年の
旅のコラムはこちら
2012年の
旅のコラムはこちら
2013年の
旅のコラムはこちら
2014年の
旅のコラムはこちら
2015年の
旅のコラムはこちら
2016年の
旅のコラムはこちら
2017年の
旅のコラムはこちら
2018年の
旅のコラムはこちら
▼2019年旅のコラム
84.ポルトガル/
 コインブラ
85.ポルトガル/
 ギマランイス
86.ポルトガル/
 ブラガ
87.ポルトガル/
 ポルトC
88.ポルトガル/
 リスボン@
89.ポルトガル/
 シントラ・ロカ岬
90.ポルトガル/
 リスボンA
91.ポルトガル/
 リスボンB
New!

 名残惜しいポルト6日間の旅を終え、今日はリスボンに移動だ。ポルトのカンパニャン駅〜リスボンのサンタ・アポローニャ駅迄はAP電車で約2時間40分。コインブラ行きと同じ電車だからと余裕でいたが、時間ギリギリでの番線変更。慌ててスーツケースを持って走る。ホームへ続く階段を駆け上り、出発寸前の電車に「リスボン!」と大声で叫ぶと、駅員さんが扉を開けてくれて、「早く乗って!」無事乗車出来た。
 リスボンはポルトより大きな街だ。「7つの丘の街」と呼ばれるだけあって、坂道や階段はポルト以上に多い。ネットで予約した『オリシッポ・カステロ』ホテルは高台にあるので、最寄りのロシオ駅から急な階段を歩いて上るルートはやめ、サンタ・アポローニャ駅からタクシーで行くことにした。オリシッポ・カステロは24部屋のプチホテル。ツインのベットルームと大きなソファーがあるリビング風の部屋、大きめバスタブ付き洗面所、たっぷり収納クローゼットもあり、かくれんぼが出来そうなくらい広い。ハーフボトルのウェルカムポートワインの心遣いも嬉しくて、一気にテンションが上がった。
 少し風は強いが天気は快晴。先ずはホテル近くの、リスボンの大パノラマが見られるサン・ジョルジェ城に歩いて向かう。ここはローマ人が要塞として建設した場所で、今は公園になっている。リスボンの美しい街並みと、海のように大きなテージョ川を望む景色は素晴らしい。そして放し飼いになった沢山の孔雀が木に登る姿にもびっくり!
 サン・ジョルジェ城近くのレストランで、ポルトガル名産のヴィーニョ・ヴェルデ(緑のワイン)を飲みながらお昼を食べた。爽やかな口当たりのヴィーニョ・ヴェルデは、暑い日にはぴったりだ。その後坂を下りリスボンの下町と呼ばれる「アルファマ地区」へと向かう。市電が行き交う通り沿いの、情緒あるアルファマの風景を階下に望むポルタス・ド・ソル広場とサンタ・ルジア展望台を抜け階段を下って行くと、下町風情が残るアルファマ地区中心部へ。そこから更にテージョ川方向に下るとピンクの建物「ファド博物館」がある。独特な形をしたギターラとヴィオラの伴奏で哀愁に満ちた歌を歌うファドは、ポルトガルの代表的な民謡だ。
 テージョ川沿いを「バイシャ(低い土地)地区」方向に行くと、建物の壁が鳥のくちばしのように尖った石で覆われた「くちばしの家」があり、その先はテージョ川に面したコメルシオ広場だ。コメルシオ広場前の勝利のアーチからアウグスタ通りをまっすぐ進むとバスやタクシー乗り場、メトロのロシオ駅がある旧市街の中心ロシオ広場に出る。歩行者天国のアウグスタ通り沿いはテラス席があるカフェやレストラン、土産物屋などが多数あり、大道芸人もいてとても活気がある。
 そしてバイシャ地区で一際目立つのが、高さ45mの鉄塔内部をレトロな木製エレベーターで上り下りする、サンタ・ジェスタのエレベーターだ。上に上ると「バイト・アルト(高い土地)地区」へ通じる鉄橋があり、頂上は展望台になっている。展望台からリスボンの街並みとサン・ジョルジェ城が見渡せるというので、私達も長蛇の列に並ぶことにした。エレベーターを降りて狭い螺旋階段を上り、展望台に着いた頃には既に真っ暗。ガイドブックに夕景が美しいとあったが、ライトアップされた360度のリスボンの街並みも美しかった。エレベーターで再び地上に戻ると、サンタ・ジェスタのエレベーターもライトアップされて、まるで近未来の乗り物のようだ。5〜10月は毎日7時〜22時(それ以外は23時)迄開いているので、まだ多くの人々が並んでいた。
 ロシオ広場周辺は、急な階段を苦しみながら上り終えた後に美しいパノラマの風景が待っていたり、細い坂道を抜けると突如カラフルなアズレージョで覆われた建物が現れたりする。それがこの街の魅力だろう。そして散策中に数多くのファドハウスを見つけた。リスボン滞在中、必ずファドを聴きに行かなくちゃ!(続く)

 

Copyright (C) 2019Animomano, All rights reserved.