ひとり歩きも悪くない
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 1.たからもの

 2.恐るべき!
  怒りのエネルギー

 3.私に乾杯!

 4.怖いものはない!

 5.星に気合いを!

 6.焼肉の呪縛

 7.結婚までのカウント
  ダウン

 8.最後のメッセージ

 9.母か女か・・

 10.派遣だから出来たこと

 11.孤独なクリスマスに
   さようなら

 12.母との距離

 13.おひとり様の道

 

 

 

 

 


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様々な理由からひとりで頑張って生きている女性達の、心のつぶやきと体験を
ショート・ショ-トのストーリーにしました。
これは実際のエピソードをもとにした、フィクションです。

ひとりで頑張ってる女(ひと)に読んでもらいたい!



おひとり様の道

 「人間は元来一人で生まれて、一人で死んでゆくものである。大勢の中に混じっていたからといって、孤独になるのはわかりきったことだ。」

  この名言は、「人間は本来一人で生まれ一人で死んでゆくのだから、孤独を嘆くことはない。」という意味らしい。未だ独身のまま人生の折り返し地点を数年前に通過し、死というものに漠然とではあるが恐れを感じはじめている私にとって、何と心強い言葉だろう。

  若い頃は一人でカフェに入ることすら出来なかった。感性の合わない人と行っても楽しめないという理由を見つけ、映画館や美術館には一人でも行けるようになった。今ではちょっとした一人旅だってへっちゃらだ。でも定食屋や焼肉屋に一人で入るのはまだ抵抗がある。一人カラオケなんてもっての外だ。常に私はその場に一人でいることが、他人の目にどう映るのかを気にして生きて来た気がする。私はいつまでたっても、未熟なおひとり様だ。

  結婚している友達から、「一人だと何でも好きなことが出来ていいわよね。」と言われ、「一人は自由だし気楽でいいわよ!」と強がって答えながら、(守るべきものがあるからこそ、生きがいを感じるのよ。)と心の中で呟いてる。

 もしさっきの名言に少しだけ意を唱えるとすれば、私が生まれ落ちた瞬間、私を産んでくれた母と見守っていた父は、裸で泣きじゃくる私を見てすごく喜んだはずだ。私は決して、ひとりで生まれてきたわけじゃない。だから孤独を嘆くつもりはないが、私が最期を迎える時も、悲しむ人が側にいてくれたらと、願ってしまう。

 残りの人生を最後まで一人で駆け抜ける、‘スーパーおひとり様’の道を極めるべきか、‘おひとり様’を抜け出す道を必死に模索するべきか・・とりあえず一人でゆっくり考えよう。‘おひとり様’は守るものがない分、自由で気楽だということには違いないのだから。

 


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