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2005年のVinoの
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 先日とある新聞記事を目にした。「ロマネコンティ・1985年6本17万ドル(約2000万円)ナリ」3月2日にニューヨーク・クリスティーズでの落札価格(世界記録)である。ここクリスティーでは、今年1月にも1971年もののロマネコンティが13万6000ドル(約1600万円)で落札され最高落札額を記録していたが、今回の落札額でまたもや記録更新という訳である。落札されたこのロマネコンティは、マグナムボトル(1.5L)なので通常ボトルの2本分。つまり通常ボトル12本(9L)でこの値段なのである。1本あたり約167万円、それにしても高すぎる。
 ちなみに、日本国内での流通価格を調べてみた。生産年によって価格にばらつきがあるのだが、40万円台後半〜110万円超で出回っているらしい。リリースしたてのロマネコンティ(DRC)は40万円前後だが、これが即オークションに出て価格が跳ね上がる。そして熟成物のDRCが市場に出ると高価格で取引され、以上のような価格になるらしい。私の行きつけのワイン屋でも、DRCが入荷されると抽選販売会を行っている。販売数3本に対して購入希望者が40名超。30万円以上もするワインなのに・・・。が、店長曰く。「本当に欲しくて買う人もいますけど、中には転売目的で買って、すぐにネットオークションに出す人もいるんですよ。なんか複雑ですよね・・・」金儲けの手段として、このDRC抽選販売を悪用する輩がいるとは許せない!
 TVで見たのだが、銀座の高級クラブでは、DRCが105万円で提供されるとのこと。「最高級のホステス、サービスのもとでお出ししていますから、そんなに高くないのでは・・・価値はお客様の判断なさること」とはこのクラブのママのお言葉。
 一方、新宿ではホストクラブが大盛況。TVドラマやドキュメンタリーなどで取り上げられているのでよく目にする。私が注目するのは、ホストではなく酒である。ドン・ペリニョン(ドンペリ白)、ドンペリ・ピンク、はたまたドンペリ・ブラックやゴールドまで・・・。ドンペリにブラックやゴールドがあったなんて知らなかったが、よくよく調べてみたら、ブラックは『ドン・ペリニョン・エノテーク』、ゴールドは『ドン・ペリニョン・レゼルブ・ド・ラ・ベイ・ヴィンテージ』というのが正式名称らしい。通常酒屋で見かけるのは、ドンペリ白、ドンペリ・ピンクの2種類、稀にブラック。どういうルートで希少なドンペリ・ゴールドなどのお酒がホストクラブに流れているのか?そして、この価値を知らない人たちが、味わうことなくガバガバと毎夜毎夜飲んでいるのかと思うと非常に腹立たしい。(単なるひがみ?)客たちは酒ではなく、ホストのサービスを買っているだけなのだと反論するかもしれない。だったら、そんな高級な酒ではなく他の物にしてくれ〜と思うのは私だけだろうか・・・。
 LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループ)という高級ブランド品を取り扱う企業の集合体、お酒から服飾品まで誰もが知っているブランドが勢ぞろいしている。この中にドンペリを扱うモエ・エ・シャンドン社がある。悲しいかなお酒もブランド品なのだ。ドンペリの生みの親である修道士ドン・ペリニョンが現状を見たらどう思うのか・・・。
 
 

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