トップページ
2005年のVinoの
つぶやきはこちら
24.ポットラック・
   パーティー
23.泡のお酒
22.幻の・・・
21.酒がもたらすもの
20.農園レストラン
19.グラッパをたしなむ
18.ビールあれこれ
17.カップワイン?
16.ワインもレオナルド
15.酒の価値は・・・
14.ブショネ
13.かき!カキ!牡蠣!
 
  
 遅ればせながら、つい先日「ダ・ヴィンチ・コード」を読み終えた。5月20日の映画公開前にどうしても読んでおきたかったのである。レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画の謎に絡んで実在の建物や団体なども登場し話が展開していくので、どこからどこまでが本当の話なのか、それともフィクションなのか・・・とすっかり小説の世界にのめりこんでしまった。なかなか良くできた話である。映画製作にはルーブル美術館も撮影協力するなど、かなり大掛かりらしいが、果たしてこの原作がどこまで忠実に再現されるのか楽しみである。
 レオナルド・ダ・ヴィンチと言えば、トスカーナ地方の小さな村「ヴィンチ村」出身。フィレンツェの西方約30kmに位置し、キャンティワインの生産地域である。実際『レオナルド・ダ・ヴィンチ』という名のワイナリーもあり、今回の写真に使ったのが、このワイナリーのワインである。写真では分かりにくいかもしれないので解説すると以下の通りである。
 『LEONARDO』・・・キャンティワイン(DOCG)
 『MONNA LISA』・・・サンジョベーゼ・ディ・トスカーナ(IGT)
注)IGTとは「地理表示つきワイン」というテーブルワイン(vdT)の一種。一般のvdTと違って生産地が限定されており、やや上級のvdT。
 『LEONARDO』の方は、数年前フィレンツェの中央市場で見つけ8.65ユーロで購入したのだが・・・。実は先日、カルディコーヒーファームという輸入食材販売店で『LEONARDO』が1800円前後、『MONNA LISA』が1300円前後で共に売られているのを発見したのである。まさかモナ・リザまであるとは思っていなかったので驚いた。値段も手ごろで非常に飲みやすいワインなので、この時期「ダ・ヴィンチ」に染まってしまいたい方には是非お勧めである。
 レオナルド・ダ・ヴィンチやモナ・リザなど、イタリアワイン(特にトスカーナ)のラベルには人の顔がデザインされているものが多く見受けられる。高貴な顔が多いので、おそらくそのワイナリーにゆかりのある人物が描かれているのだろう。例えば、「君主論」の著者マキャヴェッリの一族が所有するマキャヴェッリ社のキャンティ・クラシコなどにはもちろんマキャヴェッリが描かれているし、映画「ハンニバル」で、アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士が飲んでいるサン・フェリーチェ社のキャンティ・クラシコ「IL GRIGIO」には名前は分からないが戦士の絵が描かれている。他にも、中世の貴族っぽい人が描かれたヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ、武将らしき人や商人らしき人が描かれたワインなど見ているだけでも面白い。フィレンツェ市内の酒屋のディスプレイを眺めていると本当にいろいろな顔ラベルのワインがあり、それぞれ由緒正しきいわれがあるのだろうなと思わずにはいられない。何を買おうか迷ったら、好みの顔でワインを選ぶのも楽しいかも・・・。
 
 

Copyright (C) 2006 Animomano, All rights reserved.